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皮膚の弾力が低下している場合の「スキンボトックス」と「リジュラン」の使い分け:皮膚科専門医が教える精密な設計
こんにちは、清潭・狎鴎亭ロデオの皮膚科専門医、LUNNのパク・ヒョングォンです。年齢を重ねるごとに気になる皮膚の弾力低下は、表層の小じわや毛穴の開き、全体的なハリのなさなど、さまざまな形で現れます。こうした悩みに対し、スキンボトックスとリジュランは非常に人気のある施術ですが、それぞれ作用する層や目的が異なります。

本日は、どちらの施術がご自身の現在の状態に適しているのか、専門的な知見から詳しく解説していきます。
スキンボトックスとリジュラン:肌の弾力低下に対する2つのアプローチ
肌の弾力を回復させるための治療において、スキンボトックスとリジュランはそれぞれ「表面の引き締め」と「内部の再生」という異なる役割を担うアプローチ法です。
スキンボトックス(デルマトキシン)の定義と仕組み
スキンボトックスは、従来の筋肉に注入して動きを止めるボトックスとは異なり、希釈した薬剤を皮膚の非常に浅い層(真皮層)に細かく注入する手法です。この施術の主な目的は、筋肉の動きを完全に抑制することではなく、皮膚表面のタイトニングと質感の改善にあります。真皮層に注入されたボツリヌストキシンは、汗腺や皮脂腺の働きを調節し、過剰なテカリを抑えながら毛穴を引き締める効果が期待されます。また、皮膚の浅い層の微細な筋肉繊維に作用することで、顔の自然な表情を保ちながらも、ピンと張ったようなハリのある肌質へと導くのが特徴です。施術時間は約10分から15分程度と短く、日常生活への影響が少ないため、忙しい方でも受けやすい治療として知られています。通常、3ヶ月から4ヶ月に一度のペースで継続することで、良好な肌コンディションを維持しやすくなります。
リジュラン(PN成分)による肌再生のメカニズム
リジュランは、サーモンのDNAから抽出されたポリヌクレオチド(PN)という成分を主成分とした注入剤で、肌の自己再生能力を根本から高めるスキンブースターです。このPN成分は、人体との適合性が非常に高いとされており、真皮層に直接注入することで損傷した皮膚内部の構造を修復し、コラーゲンやエラスチンの生成を強力に促します。単なる一時的な水分補給やボリュームアップではなく、薄くなってしまった皮膚の厚みを増し、バリア機能を強化することで、乾燥や外部刺激に強い「健康な肌」を再構築するのが最大の特徴です。加齢や環境ストレスによって失われた弾力を内部から補い、肌のキメを整える効果があります。1回の施術でも変化を感じられる場合がありますが、一般的には2週間から4週間の間隔で計3回の施術を受けることで、より長期的で安定した改善効果が期待できる設計となっています。
スキンボトックスが適しているケース:毛穴と表面の小じわへのアプローチ
肌の表面に現れるトラブルや、即効性のある質改善を求める場合には、スキンボトックスによる精密な設計が適しています。
表皮層への浅い注入による自然な表情の維持
スキンボトックスの最大の利点は、筋肉の動きを制限しすぎないため、施術後も表情が硬くならず自然な美しさを維持できる点にあります。LUNNでは、注入する深さを1mm単位で精密に調整し、個々の表情筋の動きを損なわないよう設計を行います。特に目元の細かいちりめんじわや、口元の微細なラインなど、皮膚の薄い部位においてその真価を発揮します。浅い層への注入は、皮膚全体の緊張感を適度にもたらし、顔全体がリフトアップしたような明るい印象を与えることができます。また、副作用のリスクを最小限に抑えるため、適切な希釈濃度と注入量を守ることが重要です。一時的な赤みや腫れが生じることもありますが、多くの場合、数時間から1日程度で落ち着くのが一般的です。このように、自然な仕上がりとダウンタイムの短さを両立させたい方に最適な選択肢と言えるでしょう。
リジュランが適しているケース:根本的な肌の健康と内部弾力の回復
肌の根本的な衰えを感じている場合や、敏感肌で肌質そのものを強化したい場合には、リジュランによる再生プログラムが推奨されます。
自己再生能力の活性化とコラーゲン生成の促進
リジュランの役割は、外から何かを足すことではなく、肌が本来持っている「治癒力」を目覚めさせることにあります。加齢とともに減少する真皮内の線維芽細胞を活性化させ、質の高いコラーゲン合成をサポートすることで、内側から弾力に満ちた肌へと導きます。このプロセスは時間をかけて行われるため、施術後2週間から4週間ほど経過した頃から、肌の密度が高まったような感覚や、化粧ノリの改善を実感しやすくなります。特に、目の下などの皮膚が薄くデリケートな部位のケアに適しており、皮膚自体の健康状態を底上げします。なお、当院では構造的な影によるクマ(ダークサークル)に対しては、靭帯の構造を考慮した独自の「影消し」戦略(低親水性フィラーの使用等)を別途ご提案しており、リジュラン単体での改善とは区別した精密な設計を行っています。施術後は、薬剤の粘性によって一時的なボコボコ感(エンボス現象)が生じますが、2日から5日程度で自然に吸収され、成分が肌に馴染んでいきます。
【比較表】スキンボトックス vs リジュランの違いを徹底解説
| 項目 | スキンボトックス | リジュラン |
|---|---|---|
| 主な成分 | ボツリヌストキシン(希釈) | ポリヌクレオチド(PN) |
| アプローチ層 | 表皮から真皮の浅い層 | 真皮層全体 |
| 期待される効果 | 毛穴縮小、皮脂抑制、表面のハリ | 肌再生、弾力改善、バリア強化 |
| 効果の実感 | 施術後3日〜1週間程度(早い) | 施術後2週間〜4週間程度(徐々に) |
| 推奨周期 | 3ヶ月〜4ヶ月に1回 | 2週〜4週おきに3回、その後維持 |
| リスク・副作用 | 赤み、内出血、一時的な表情の違和感 | 注入部位の腫れ(エンボス)、内出血 |
| 診療区分 | 自由診療(保険適用外) | 自由診療(保険適用外) |
清潭洞(チョンダムドン)流のシナジー効果:コンビネーション治療の提案
肌の状態は一様ではなく、表面の悩みと内部の乾燥・弾力低下が混在していることがほとんどです。そのため、LUNNではこれらを組み合わせたコンビネーション治療をご提案することがあります。
個々の顔立ちに合わせたLUNNの「1mmの調和」設計
私たちは、単にマニュアル通りの施術を行うのではなく、1mmのディテールが全体の印象を左右するという信念のもと、患者様お一人おひとりの皮膚の厚みや筋肉の動きを分析します。「ディテールを扱う。完璧な調和を成す。」という哲学に基づき、スキンボトックスで毛穴を引き締め、表面のキメを整えると同時に、リジュランで内部の土台を再構築することで、より立体的で健康的な美しさが生まれます。施術後のアフターケアも重要であり、十分な保湿とUVケアを行うことで、施術の効果をより長く維持することが可能です。副作用として一時的な浮腫や内出血のリスクはありますが、これらは時間の経過とともに消失します。私たちは、患者様が自分自身の肌に自信を持ち、日常をより明るく過ごせるよう、調和のとれた精密な治療設計を追求し続けています。
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重要ポイント
- スキンボトックスは肌表面の毛穴や小じわを整え、即効性のあるハリをもたらします。
- リジュランはPN成分によって肌の内部から再生を促し、根本的な弾力を回復させます。
- どちらの施術も自由診療であり、一時的な赤みや内出血、エンボス現象などの副作用の可能性があります。
- LUNNでは、これらを組み合わせた「ディテールと調和」の設計により、個々に適した自然な美しさを追求します。
LUNN / 院長 パク・ヒョングォン
よくある質問
- スキンボトックスとリジュラン、どちらが痛いですか?
- スキンボトックスは細い針で表皮に細かく注入し、リジュランは粘性のある薬剤を真皮層に注入するため、一般的にはリジュランの方が特有の痛みを感じやすい傾向があります。lunnclinicでは、麻酔クリーム等を使用し、可能な限り痛みを抑えるよう配慮して施術を行っております。
- 施術後のダウンタイムはどのくらいですか?
- スキンボトックスは数時間で赤みが引くことが多いですが、リジュランは薬剤の特性上、注入部位が数日間ボコボコとした腫れ(エンボス現象)が生じることがあります。通常2日から5日程度で自然に吸収されますが、大切な予定がある場合は1週間程度の余裕を持つことをおすすめします。
- 効果はいつから実感できますか?
- スキンボトックスは施術後数日から1週間程度で毛穴の引き締まりや肌のハリを感じることが期待されます。一方、リジュランは肌の再生を促すため、2週間から4週間かけて徐々に弾力が改善し、肌のキメが整っていくのが一般的です。
- 副作用のリスクはありますか?
- どちらの施術も、注入部位に一時的な赤み、腫れ、内出血が生じる可能性があります。また、稀にアレルギー反応や感染のリスクがあるため、施術前にカウンセリングで体質や既往歴を確認することが非常に重要です。lunnclinicでは、安全性を重視した診療を行っています。
- 2つの施術を同時に受けることは可能ですか?
- はい、可能です。スキンボトックスによる表面の引き締めと、リジュランによる内部からの再生を組み合わせることで、相乗効果が期待できます。患者様の肌質や悩みの優先順位に合わせて、最適な配合と注入プランをご提案いたします。
- 費用は保険適用になりますか?
- これらの施術は美容目的の自由診療(保険適用外)となります。当院ではカウンセリング時に総額費用を明示し、追加費用の有無についても事前に詳しく説明しております。内容に納得いただいた上で施術を受けていただけます。
- どのくらいの頻度で受けるのが理想的ですか?
- スキンボトックスは3ヶ月から4ヶ月に一度、リジュランは初期段階では2週間から4週間間隔で3回程度の施術が推奨されます。その後は肌の状態に合わせて維持管理を行うのが理想的です。適切な間隔を守ることで、より安定した効果が期待できます。